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血圧とは〜高い&低いとどう体に影響するかカンタン解説〜

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血圧とは〜高い&低いとどう体に影響するかカンタン解説〜

長年テレビやCMなどでも「血圧」が注目されており、ドラックストアでは血圧計が手軽に買えるようになっています。

しかし、血圧に関して「結局どのぐらいが正常値なのだろう「「以前の健康診断より血圧が上がっているけど病院に行った方がいいのか分からない」「結局血圧って高いと何がよくないの?」となど思ったことはありませんか?

今回はそのような疑問を持ったことのある方に向けて、主に血圧の正常値や身体への影響をご紹介します。

血圧を下げる方法や低血圧など、血圧について幅広くお伝えしますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。

編集&執筆者情報:こちらをご覧ください

血圧とは

そもそも血圧とは血管の内側に生じる圧力のことです。

ゴムのホースの中に、水が流れている様子をイメージしていただくと分かりやすいと思います。

硬い、もしくは細いゴムのホースを想像してみてください。

硬かったり細かったりすると、水を流したときにホースの内側にかかる圧力は、柔らかくて太いホースに比べて大きくなります。

ホースの出口を指で狭めると、水の勢いがよくなり遠くに水が飛ばせるのと同じ原理です。

血圧が高い人は、身体の中で同じことが起こっています。

血圧とは

正常値はどのくらい?

日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」によると、正常血圧の基準は以下のようになっています。
 
病院などでの診察時の血圧測定では
 最高血圧:<120mmHg
 最低血圧:<80mmHg

家庭での血圧測定では
 最高血圧:<115mmHg
 最低血圧:<75mmHg

この「最高血圧」「最低血圧」という言葉は後ほどご説明します。

また、診察時と家庭での血圧で正常値が違うのは、病院や医療者の前で「血圧を測る」という環境に緊張して血圧が上がることがあるためです。

最高血圧・最低血圧とは何か 

最高血圧・最低血圧とは何か

先程ご紹介した「最高血圧」「最低血圧」という言葉、あなたは聞いたことがありますか?

病院に行ったり健康診断に行ったりすると、医師や看護師が「上の血圧が○○で、下の血圧は○○ですね」と言っていることがありますよね。

実は血圧には2つの数値があり、120/60mmHg、120/60、という書き方をするのですが、この例えですと、120というのが最高血圧(=上の血圧)です。それに対して60というのが最低血圧(=下)のことを指しています。

血圧は心臓の動きに伴って変動します。

心臓が縮まったとき、心臓の中にある血液(=水)が全身の血管(=ホース)に送り出されるので、血圧は高くなるのです。このときの血圧の値が最高血圧で、医療用語は収縮期血圧です。

それに対して、心臓が広がったときには血管(ホース)を流れていた血液(=水)が心臓に戻っていくので、血圧は低くなります。これが最低血圧です。また、医療用語では拡張期血圧といいます。

最高血圧・最低血圧の基準値は?

上記で最高血圧と最低血圧の正常値をご紹介しましたが、その値を基準と捉えていただくのがよいと思います。

つまり繰り返しになりますが、

病院などでの診察時の血圧測定では
 最高血圧:<120mmHg
 最低血圧:<80mmHg

家庭での血圧測定では
 最高血圧:<115mmHg
 最低血圧:<75mmHg

です。

なお高血圧や低血圧の数値基準については、この後お伝えしますね。

少し高めでも要注意!高血圧について 

高血圧

では高血圧について、原因や体への影響など簡潔にご紹介します。

高血圧の原因

高血圧の原因となるものは遺伝や加齢など様々ありますが、中でも生活習慣による影響が大きいです。

つまり、塩分やアルコールの摂りすぎ、運動不足、肥満、喫煙などが原因となって、高血圧になる方が多くいるのです。

高血圧の基準と身体への影響

血圧上昇による負担

高血圧の基準値は診察時が140/90㎜Hg、家庭での血圧は135/85mmHgとされています。

高血圧の状態が続くと、血管には内側から常に高い圧力がかかっている状態になるため、当然破裂する可能性も高くなります。

また血液はホースの中を流れる水、という例えをしましたが、実際の血液はきれいな水ではなくて様々な物質が含まれているのです。血液が流れるときにはその物質が血管に付着し、ホース(=血管)の内側はだんだん狭くなります。

そのため、脳出血などの血管が破裂する病気や、脳梗塞や心筋梗塞などの血管が細くなって詰まってしまう病気などが起こりやすくなります。

さらに高血圧によって全身の血管が細くなると、心臓の中に溜まっている血液が全身に送りづらくなってしまい、最終的には心不全などの病気にもなりやすいのです。

参考記事:血圧の平均を知ろう〜年代別にまとめました〜

血圧を下げる方法 

血圧を下げる方法 

血圧を下げる方法としては、生活習慣の改善と血圧を下げる薬を飲む方法がありますが、まずは生活習慣の見直しが血圧を下げる方法の基本であり、第一歩です。

食べ物や飲み物を改善しよう 

先ほど、塩分やアルコールの摂りすぎが高血圧の原因になるとお伝えしました。

塩辛いものが好きだったり、家でついつい飲みすぎてしまったりしていませんか?また、肉だけでなく魚や野菜、果物の摂取も大事と言われています。

一度ご自身の食事を見直すことから始めてみましょう。

運動は有酸素運動がお勧め

運動不足も高血圧の原因となるので、適度な運動も大切です。

毎日30分のウォーキングなどの有酸素運動が良いとされています。ご自身の体調などとも相談して、継続して実施できる有酸素運動を見つけてみてください。

参考までにウォーキングのほか、水泳やジョギング、サイクリングも有酸素運動です。

血圧の薬も検討

高血圧の薬

生活習慣の改善だけで血圧が下がらない場合は、状況に応じて薬を飲む必要があります。

まずは医師に相談してみてくださいね。

血圧が低すぎる!低血圧は病気なのか

「血圧は高くないけど低すぎる気がする」「身体がなんとなくだるい」という経験がある方もいるのではないでしょうか。その症状、低血圧かもしれません。

そこで、低血圧とはどのような状態なのかもお伝えしていきますね。

低血圧の原因

低血圧は原因不明の場合もありますが、心理的な影響や自律神経障害、糖尿病、パーキンソン病、薬の服用によるものが原因となることもあります。

低血圧の基準と症状

低血圧の症状

一般的には最高血圧が100mmHg未満のことを指すようです。

症状は疲れやすかったり、手足が冷たくなったり、立ちくらみやめまい、息切れなどが挙げられます。しかし自覚症状がない場合も多いです。

血圧が低い時の対処法

低血圧に関しても、高血圧と同様に生活習慣の見直しが主な対処法となります。

また立ちくらみなどが多い方は急に立ち上がらず、ゆっくりと体勢を変えるなどの工夫も有効です。

まとめ

それでは最後にまとめますと、

・血圧の正常値は診察時が120/80mmHg以下、家庭での血圧が115/75mmHg以下
・高血圧の基準値は診察時が140/90㎜Hg、家庭での血圧は135/85mmHg
・低血圧の基準は一般的には最高血圧が100mmHg以下
・高血圧も低血圧も生活習慣の見直しが重要

です。

以上、血圧についてご説明させていただきました。

当記事が、あなたの健康作りのお役に立てると幸いです。

なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは血圧・体重・血糖値などの記録がカンタンにできます。日々の健康管理でぜひ活用してみてくださいね。

シンクヘルスの紹介

 

参考文献
日本高血圧学会(2019):高血圧治療ガイドライン2019, (閲覧日2021年5月26日)
医療情報科学研究所(2018):病気がみえるvol2 循環器,4,株式会社メディックメディア,東京,322‐336.



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